＜慢性期医療とは＞
急性期医療は急激に状態が悪化し、それに対して即座に治療が必要な状態に対する医療。それに対し慢性期医療とは、疾患や障害はあるものの症状が固定（安定）しており、長期的な管理が必要な状態に対応する医療
当院の在宅医療
当クリニックは「在宅療養支援診療所」として24時間365日、いつでも医師直通の電話連絡体制をとっています。病状に応じ、緊急往診も行っています。（※緊急往診を受けるには前もって受診し契約が必要です。）
患者様にはそれぞれ主治医が就き、通常は主治医が対応しますが、夜間・時間外や休日等で主治医が対応できない時間帯は当番医師が対応します。
インターネットを利用した電子カルテを用いて情報を共有し、頻繁にカンファランスをおこなうことにより、緊急時にどの医師が対応しても同じような対応ができることを目指しています。
ご利用いただける方
～訪問可能エリア内の通院困難な方を対象としています～
対象となる疾患・状態の具体な例（下記以外の疾患も対応しています。ご相談ください）
- がん末期
- 脳梗塞
- 脳出血後後遺症
- パーキンソン病
- 多系統萎縮症
- 神経難病
- 脊髄損傷
- 認知症
- 老衰
など
慢性期
〇病状は落ち着いているが、通院困難で、在宅での診察・投薬を希望される方
〇概ね要介護状態の活動性と考えられる方（要介護１以上）
終末期
〇悪性腫瘍（がん）末期、その他の疾患や老衰等の終末期で、在宅緩和医療を受けつつ、自宅での療養を希望される方
在宅での緩和ケアについて→
慢性期の医療について
当院は認知症サポート医、プライマリケア医も在籍し、患者さんの抱える様々な問題に、いつでも幅広く対処できる多彩な医師チームで在宅療養を支えます。
時に長期に渡る介護・療養生活では、ご家族のご負担を軽減し、ご不安に寄り添うことも患者様を支えるために不可欠な要素です。ケアマネージャーはじめ医療・介護事業所との連携を積極的に行っています。介護保険に関する主治医意見書の記入や、レスパイト入院の検討等、連携していく中でご相談に応じます。
また、他の医療機関との連携を大切にしています。必要時は、他の専門科へのご紹介や、総合病院との連携も迅速に行っています。
当院は以下の病院の登録医です
- 神奈川県立がんセンター
- 横浜市立市民病院
- 聖マリアンナ医科大学西部病院
- 横浜保土ヶ谷中央病院
- 横浜市立みなと赤十字病院
- 横浜市立大学附属病院
- 聖隷横浜病院
- 横浜市立脳卒中・神経脊椎センター
- 済生会横浜市南部病院
- 横浜栄共済病院
- 戸塚共立第一病院
その他の病院とも積極的に連携をしています
- 国際親善総合病院
- 横浜鶴ヶ峰病院
- 横浜旭中央総合病院
などとも連携しております。
