なぜ訪問診療の分野を選択されたんですか?

緩和ケア病棟で勤務していた時の経験が大きいです。
入職前は麻酔科で5年、緩和ケア病棟で7年勤務しておりました。
緩和ケア病棟勤務時は緩和ケア病棟入院で幸せと考えていましたが、



コロナが流行り、病棟では対応できないくらいの患者さんが増えてきました。
そこで、自宅で最期を迎える在宅医療に興味を持ち始め、ゆう在宅クリニックに入職しました。

ゆう在宅クリニックで働いてみていかがですか?

主治医性がしっかりとしており、医師の采配で患者さんに深くかかわれます。
麻薬の管理面においてもスピード感をもって対応ができるので、



緩和ケア病棟の経験をすごく活かすことができております。

病院勤務との違い

とにかく自由です。
病院勤務時は待機の時間が長く、拘束されている時間が多かったです。
しかし、ゆう在宅クリニックでは、自分の采配でスケジュールを調整でき、



自分の都合に合わせて働くことができる部分がちがいます。

医師単独で患宅へ訪問するスタイルについてはどう思いますか?

正直、最初は不安な部分もありました。
しかし最近では、地域の看護師と連携しチームとして在宅医療を提供できる環境は、



在宅医としてスキルアップにつながると考えています。
完全に単独ということではなく、週に4回は半日看護師がつく日がありますので、その日に合わせて処置のある患者さんを入れています。

オンコールがあってもライフワークバランスは保てるの?

病院時代のオンコールと比較すると正直大変です。
しかし、休みの日数で比較するとゆう在宅クリニックの方が多いですし、



現在は月に8日以上お休みをいただいております。
とにかく、働き方が自由なので、自分で休みを調整することができます。

今後の展望や目指したいキャリアはありますか?

非がん患者の在宅診療を深めていきたいと考えています。
私がそう考えている理由はクリニックごとに在宅診療の質の違いがあるためです。
ゆう在宅クリニックでは様々な症例があり、困った時はお昼のミニカンファレンスで、



同世代の医師たちと意見交換ができるので、学びの場が多いです。