当院の理念
Our Philosophy
当院の7つの特徴
Features
ゆう在宅クリニックの医療の特色・強み
特徴1
訪問診療×終末期医療ご自宅で最後まで過ごせるように支えます
「病院から家に戻りたい」「家族の時間を大切にしたい」「通院できなくなってしまったが自宅で最後まで過ごしたい」といった思いを実現するために訪問診療があります。重症化した際も、在宅医療認定専門医である院長をはじめ、慢性期・終末期医療を熟知した多数の常勤医師で最後まで自宅療養を支えます。

特徴2
緩和医療専門医が常勤し、緩和ケアに精通した医師チーム
自宅療養中に「痛みが強くてつらい」といった時もご安心ください。当院には痛みや辛さを和らげる緩和ケア専門医が複数常勤しております。

特徴3
多数の常勤医師チームで
24時間365日患者さんを全力サポート
2025年4月現在、当院には20名の常勤医師が在籍しています。24時間365日対応・充実した診療とご説明を行うべく、医療チーム体制を整えております。多様な医師が在籍し協働していることで、患者さんに合ったオーダーメイドの治療が可能となっております。

患者さんやご家族に寄り添い、生活を支える
特徴4
オンコール含め、常時医師に直接電話がつながる安心
医師は常に連絡がつながる携帯電話を持っており、いつでも連絡がいただけます。夜間でも対応可能となっておりますので、ご不安なことはいつでもお気軽にご相談ください。緊急時もすばやく対応し、ご自宅での療養生活にご不安な方でも、医師が常に寄り添います。

特徴5
コミュニケーションを大切に、信頼の多職種連携体制
ご自宅で療養される方中心の訪問診療を行っております。患者さんやご家族とのコミュニケーションを大切に、患者さんを支えます。また、在宅療養を共に支える訪問看護やケアマネージャー、ホームヘルパー等、多職種との連携を重視し、ICTツールを積極的に利用しスピーディな連携を行っています。

特徴6
スピーディかつ丁寧な対応
在宅療養を開始する、患者さんもご家族も最も心配な時期を支えます。ご相談から診療開始までお待たせしません。ご依頼からすぐの訪問もご相談ください。もちろん、定期訪問開始後も、医師・スタッフ全員が迅速丁寧な対応をモットーに皆様をサポートしていきます。

特徴7
交通費はいただきません
ご自宅での療養生活には様々なご不安があると思います。少しでも金銭面の負担を軽くするため、当院では定期訪問・往診いずれの場合も交通費をいただいておりません。

当院の在宅医療
home healthcare
当クリニックは「在宅療養支援診療所」として24時間365日、いつでも医師直通の電話連絡体制をとっています。病状に応じ、緊急往診も行っています。(※緊急往診を受けるには訪問診療の契約が必要です。)
患者様にはそれぞれ主治医が就き、通常は主治医が対応しますが、夜間・時間外や休日等で主治医が対応できない時間帯は当番医師が対応します。
インターネットを利用した電子カルテを用いて情報を共有し、頻繁にカンファランスをおこなうことにより、緊急時にどの医師が対応しても同じような対応ができることを目指しています。
ご利用いただける方
Who can use this service
~訪問可能エリア内の通院困難な方を対象としています~
対象となる疾患・状態の具体な例(下記以外の疾患も対応しています。ご相談ください)
- がん末期
- 脳梗塞
- 脳出血後後遺症
- パーキンソン病
- 多系統萎縮症
- 神経難病
- 脊髄損傷
- 認知症
- 老衰
など
慢性期
- 病状は落ち着いているが、通院困難で、在宅での診察・投薬を希望される方
- 概ね要介護状態の活動性と考えられる方(要介護1以上)
終末期
- 悪性腫瘍(がん)末期、その他の疾患や老衰等の終末期で、在宅緩和医療を受けつつ、自宅での療養を希望される方
主な在宅管理
Main home management
- 在宅自己注射指導管理
- 在宅酸素療法指導管理
- 在宅中心静脈指導管理
- 在宅成分栄養指導管理
- 在宅自己導尿指導管理
- 在宅人工呼吸指導管理
- 在宅持続陽圧呼吸療法管理
- 在宅気管切開指導管理
- 在宅麻薬等注射指導管理
慢性期の医療について
chronic phase
当院は様々な専門医が在籍し、患者さんの抱える様々な問題に、いつでも幅広く対処できる多彩な医師チームで在宅療養を支えます。
慢性期医療とは
急性期医療は急激に状態が悪化し、それに対して即座に治療が必要な状態に対する医療。それに対し慢性期医療とは、疾患や障害はあるものの症状が固定(安定)しており、長期的な管理が必要な状態に対応する医療といえます。


時に長期に渡る介護・療養生活では、ご家族のご負担を軽減し、ご不安に寄り添うことも患者様を支えるために不可欠な要素です。ケアマネージャーはじめ医療・介護事業所との連携を積極的に行っています。介護保険に関する主治医意見書の記入や、レスパイト入院の検討等、連携していく中でご相談に応じます。
また、他の医療機関との連携を大切にしています。必要時は、他の専門科へのご紹介や、総合病院との連携も迅速に行っています。
当院は以下の病院の登録医です
- 神奈川県立がんセンター
- 横浜市立市民病院
- 聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院
- 横浜保土ヶ谷中央病院
- 横浜市立みなと赤十字病院
- 横浜市立大学附属病院
- 聖隷横浜病院
- 横浜市立脳卒中・神経脊椎センター
- 済生会横浜市南部病院
- 横浜栄共済病院
- 戸塚共立第一病院・戸塚共立第二病院
・戸塚共立いずみ野病院 - 国際親善総合病院
- 菊名記念病院
- 横浜労災病院
- けいゆう病院
- 循環器呼吸器病センター
- 横浜医療センター
その他の病院とも積極的に連携しています
(横浜市立大学附属市民総合医療センター、横浜鶴ヶ峰病院、旭中央総合病院、上白根病院、ゆめが丘総合病院 など)
施設基準・院内掲示
当院は関東信越厚生局に下記施設基準の届出を行っております。
基本診療料 | 特掲診療料 |
---|---|
機能強化加算 | がん性疼痛緩和指導管理料 |
時間外対応加算1 | 在宅療養支援診療所 |
在宅緩和ケア充実診療所・病院加算 | |
介護保険施設等連携往診加算 | |
在宅医療DX情報活用加算 | |
在宅時医学総合管理料 | |
在宅データ提出加算 | |
在宅医療情報連携加算 | |
外来・在宅ベースアップ評価料 |
機能強化加算
当院では、「かかりつけ医」機能を有する病院として、機能強化加算を算定しており以下の取り組みを行っております。
- 受診されているほかの医療機関や処方されている医薬品を把握させていただくため、お薬手帳のご提示やご質問をさせていただく場合がございます。
- 必要に応じて、専門医師や専門医療機関をご紹介させていただきます。
- 健康診断の結果等の健康管理に係る相談に応じます。
- 福祉・保健サービスに係る相談に応じます。
- 診療時間外を含む、緊急時の対応方法等に係る情報提供を行います。
介護保険施設等連携往診加算
当院では、下記の介護保険施設等と協力体制を講じ、定期的な訪問診療を行うとともに患者様の病状の急変等に対応しております。それに伴い、患者様の同意を得て、ICT等を活用し、患者様の診療情報や急変時の対応指針について、常に確認できる体制をとっております。
【連携介護施設等】
- 特別養護老人ホーム パラダイム港南
- 特別養護老人ホーム 快風苑
在宅医療 DX 情報活用加算
当院は、居宅同意取得型のオンライン資格確認等、システムにより取得した診療情報などを活用して、計画的な医学管理の下に訪問診療を実施しております。
また、マイナ保険証を促進するなど、医療DXを通じて医療を提供できるように取り組んでおります。
電子カルテ共有サービスなどの医療DXにかかる取り組みを実施しております。
在宅医療情報連携加算
当院では、医療機関・介護サービス事業者とICTツールでの連携体制をとっております。患者様の状況に応じて、診療情報等の医療情報を共有しています。
患者様へのご案内(保健医療機関における書面掲示)
明細書について
当院は療担規則に則り明細書については無償で交付いたします。
一般名での処方について
後発医療品があるお薬については、患者様へご説明の上、商品名ではなく一般名で処方する場合がございます。
医療情報の活用について
当院は質の高い診療を実施するため、オンライン資格確認のデータ等から取得する情報を活用して診療をおこなっています。
文書料、保険外診療に係る費用について
文書料 | 保険外診療 | ||
---|---|---|---|
一般診断書・一般証明書 | 1100円 | インフルエンザワクチン任意接種 | 4000円 |
おむつ証明書 | 1100円 | インフルエンザワクチン公費接種 | 2300円 |
保険会社診断書 | 5500円 | 肺炎球菌ワクチン任意接種 | 7000円 |
保険会社通院証明書 | 5500円 | 肺炎球菌ワクチン公費接種 | 3000円 |
臨床調査個人票 | 5500円 | 水痘ワクチン任意接種 | 7000円 |
成年後見人用診断書 | 5500円 | 水痘ワクチン(不活化)接種 | 23000円 |
死亡診断書 | 5500円 | ||
死亡診断書2通目以降 | 3300円 |
いつでもつながる
患者さん・ご家族の「何かあったらどうしよう」という不安は、医療者が考えるよりも大きいものです。
24時間いつでもつながるという安心を提供することを目指します。
患者さん中心
在宅医療は医療を通して患者さんの生活を支援し、患者さんの思いを大切にします。
患者さんの人生を敬い、患者さんやご家族とのコミュニケーションを大切にして、信頼関係を築いていくことを目指します。
地域との連携
患者さんを支えるのは医療だけではありません。
地域の介護や福祉との連携を大切にし、お互いを尊重して患者さんを支えることを目指します。